こんにちはTARASUKIN BONKERSです。
さわやかに晴れた朝、家の前に広がる入り江は潮が引いて、波打ち際には茶色く見える海藻(ヒジキです)がたくさん揺れているのが見えた。
ちょうど2日前の土曜日、集落の人たちが小舟に乗り合わせてこの磯部へ上がり、ヒジキを収穫していたっけ。
収穫されたヒジキは、空き地などに窯を作って薪をくべながらドラム缶で5時間煮る。
(ドラム缶の鉄と反応してヒジキは真黒くなる)
5時間煮終えたヒジキはよく洗って、翌日乾燥させる。
土曜に収穫して、日曜に煮て、月曜の朝、干しているところ。
私たちの家の下にある小学校の駐車場が干場になっていた。
この日は穏やかに風もあり、絶好のお天気。
適当な枝のついたササの棒を巧みに使って、まる一日ヒジキを少しずつひっくり返しながら、まんべんなく天日にあてて乾燥させる。
こうして1年に1度だけしか収穫できないヒジキを、乾物として保存することができるわけです。
すばらしい丁寧な人の暮らし!