2018/02/12

九十浜(くじゅっぱま)

こんにちはタラスキンボンカースです。

祝日の振り替え日、散歩と仕事を兼ねてTARASUKIN BONKERSアイテムの撮影に出かけました。

下田市の『須崎半島(すざきはんとう)』をぐるりと一周しつつ、点々と撮影スポットを探す旅です。
『須崎半島』にある岬、『爪木崎(つめきざき)』にある市営の無料駐車場に車を止めましょう。

駐車場からはよく整備された遊歩道がいく筋か伸びています。

ひとつは小さな砂浜のある『九十浜(くじゅっぱま)』へ、またひとつは『爪木崎』先端へ、またひとつは『爪木崎』をぐるっとまわる小径へ、そしてまたひとつは今は使われていないとおぼしき波止場へと・・・。

まずは『九十浜』へ向かってみましょう。

海岸性の照葉樹の林を抜けて階段を下ってゆきますと・・・。
木々の間からエメラルドグリーンの『九十浜』が現れました。
サラサラの白砂で、うそみたいにキレイ。
海水も透き通っています。

そして向こうに見えている岬は『須崎御用邸』の敷地となっています。
小ぢんまりとした穏やかな海です。
『九十浜』から、『爪木崎』を巡る小径をゆきましょう。

小径は、海岸沿いをアップダウンしながら、およそ5キロ先の須崎の集落まで続いています。
岬の木々は、斜面に沿って小さく盆栽のように育つ。

風の強い沿岸で、植物がくずんぐりと小さく、また太く厚く育つ様態を『磯馴れ(そなれ)』という。

小さく肩を寄せ合って、一斉に風に揺れるさまがとてもかわいい。

ビャクシン・トベラ・シャリンバイ・マサキ・ヤブニッケイなどの照葉樹が作る小さなトンネルを抜けてゆきましょう。
トンネルを抜けると海が広がった。
濃紺の海。

こんな海を眺めながら『須崎半島』をぐるりと回る、およそ9キロの行程でした。