2017/12/26

正しいパンのおいしさ

こんにちはタラスキンボンカースです。

食パン。

先日、伊豆半島の南部にある4~5の福祉施設が合同で行っていたバザーで買ってきました。

それらの施設にある作業所では、陶芸や服飾、食品などを作っていて、それらの売上が施設に通う人たちの収益になるという仕組みのようで『就労継続支援B型』という施設になるのだそうです。

真白なこの食パンは西伊豆町の『ワークショップ・マナ』という施設で作っているもの。
さっそく食べてみた。

ものすごくやわらかな手触りの食パンなのですが、トーストすると、さっくりと軽く焼けていながら中はモッチリときめが細かく、ひとくちのつもりがほぼすべて食べ進めてしまうほどのおいしさでした。

市販のパンに比べて、一言でいうと「おいしい」。

ラベルの原材料は『小麦粉(北海道産小麦)・イースト(パネットマザー)・食塩(アルペンザルツ岩塩EX・スキムミルク・砂糖・バター』となっていて、とてもシンプル。

ひとつひとつを小さな施設で少量ずつ作っていることを考えれば、工場で大量に生産されるものに比べて丁寧なパンに仕上がるのは合点がゆきます。
そしてまた施設は、企業のように利益を優先した「売れるもの」を作ろうとはしません。

「おいしく食べてもらいたい」という気持ちで作っている、つまり正しいパンのおいしさなのです。