2017/11/21

丁寧な暮らしのたたずまい

こんにちはTARASUKIN  BONKERSです。

良く晴れた日曜日、伊豆半島の西側『松崎町(まつざきちょう)』へ散歩に行きました。
半島南端の南伊豆町と松崎町の境近くにある展望駐車場↑。

伊豆半島では11月から2月まで強い西風が吹くのですが、この日も西側にひらけた海からは猛烈な風が吹いていました。

手を広げたら飛びそう。
さて、松崎町『石部(いしぶ)』の棚田に到着しました。

西側の海から、山に向かって扇を広げたように棚状の田んぼが広がっていました。
もちろん西風は、ものすごい勢いでこの田んぼを駆けあがってゆきます。

収穫を終えた稲は、小さな籾(もみ)をつけた二番穂が育ち始めていました。
海風に耐える『石部』の集落。
海風にゆれるダイコン。

おいしいたくあんになるのでしょうか。
地道な人の暮らしぶりが形作るここちのよい風景です。
松崎町の中心街に到着しました。

松崎町にはこうした古い町並みが、今でもごく自然な姿で残っています。

海辺の民家のたたずまい。
山際の民家のたたずまい。
長い年月を経てなお、美しく力強い表情。
路地裏の庭木。
こんな。

愛を感じる・・・。
干し柿。

そんなどれもが、丁寧な暮らしのそものが醸し出す、美しいたたずまいなのでした。