2017/09/16

ジビエの弾

こんにちはTARASUKIN BONKERSです。

以前、猟師の方から頂いたイノシシの肉。
冷凍しておいた分が、最後のひとカタマリになりました。

とはいえ、けっこう大きい。

肩甲骨がついた、肩~ひじあたりのお肉のようです。

前脚の骨は太くてかたいので、包丁の刃を当てないように気を付けながらできるだけお肉を切り落としました。

のこった骨付きの肉は、塩ゆでにして『アイスバイン』風に料理しようと思います。
あら。鍋に入りきらず・・・。

肩と思われる関節部分を、グギッと折りまげたらなんとか入った。

海水くらいの塩水で1~2時間ほど茹でます。
カララン~。

肉を切りとっているときに、ステンレスシンクに「カララン」と何かが落ちた。

た・・・弾?
肉の中から出てきた。

ジビエ肉(狩猟肉)はたいてい散弾銃を使って捕らえられているので、食べようと思った部位に散弾が残っていることがあるらしい。
ジビエ肉を売っているネットショップ

ジビエの旬は秋なのですが、そんな旬を待ち遠しくしているフランスでは、ジビエを使ったお料理の中に弾が入っていたら「わおっ!あたり!」となるとかならないとか。

こういうのも旬の食材を食す楽しみのひとつですね。
切り落としたイノシシ肉はタレに漬け込んでグリルで焼く。

ニンニク・ショウガのすりおろし、砂糖・しょうゆ・お酒(1:1:1)をボールに入れて、肉をもむ。そして冷蔵庫へ(15~30分ねかせる)。

250度のオーブンで30分焼きますとできあがり。

ブリリンッと弾ける肉質が何とも言えません!
(このお肉をいただいたときに、「秋のイノシシは段違いにおいしい」のだと聞いたので、秋を楽しみにしています)