2017/08/07

碧い岬へ

こんにちはタラスキンです。

天気の良い日曜日。
家の玄関を出て10分ほど歩いてゆくと、こんなに見晴らしの良い岬の上に到着します。

真夏の日差しを浴びながら、これだけ碧い海を見たところで、飛び込まないわけにはゆきません!

とはいえ、この高さから飛び込むのはあまりにも勇気がいります。

まずは岬の下へ降りてゆくことにしましょう・・・。
緑の小径をたどってゆきます。
両側に海が見えている!いかにも岬らしい。

岬に作られた遊歩道は、手をかけすぎず、かけなさすぎず、自然の地形をうまく生かした具合に整備されている。

遊歩道のところどころに設置されている標識類には『環境省』の文字が。
ウバメガシの群生の中をゆきます。

ウバメガシは海岸地帯におおく生える樫の木の一種で、堅く緻密な材は水に沈むらしい。
また、”備長炭”はウバメガシで作った炭のこと。

カリカリと堅くて小さな丸い葉、ゴツゴツのずんぐりとした幹、盆栽のような背の低い林は、まるでおとぎの国の森のようでとてもカワイらしい。

カワイらしいけれど、海風の吹き付けるほとんど土のない岩肌に、しっかりと根を張って生きる姿は、とてつもなく力強い。

なんだか、たのもしい屈強な輩に囲まれているような感じがする。

※この場所のウバメガシ群落は県指定の天然記念物。
そんな私の足元は、今日もサンダル(ギョサン)。

どんなトレッキングシューズよりも、私にとってはこれがいちばん歩きやすいのです。
(裸足でもいいくらいだ)
林の間をグングン下ってゆくと、木々の隙間から碧い水面が見えてきました。

待ちきれぬ!
岬のてっぺんからおよそ15分。磯に到着しました。

あたりの岩肌は、火山灰や火山の噴出物、溶岩、さらには海底に堆積した物など、さまざまなものが積み重なって出来上がっています。

そして、そのあちらこちらには、たくさんの洞窟があります。

どこか、遠くの世界のような景色。
待ちきれず、とびこみました。

(ざぁーっ!)
とにかく気持ちがイイのです!