2017/01/26

亀甲岩(かめごういわ)

こんにちはタラスキンボンカースです。

快晴!

冬になると、強い西風がふく伊豆半島の先端ですが、この日は風がぴたりと止んでいます。

天気が良いので午前中の仕事を済ませて、お昼ご飯を食べに出かけることにしました。

車で少し走ると、頭の白い富士山が見えてきた!
さて、西伊豆町の『安城岬(あじょうみさき)』にやってきました。

岬の入り口には駐車場と、広々とした芝生の公園があって、山の斜面には早咲きの桜が咲いていました。

緩やかな小道を奥へ進むと・・・。
足湯まである!

温かそうなお湯が湯気を上げてコンコンと湧いていました。
足湯の奥に続く藤棚の回廊をゆくと・・・。
誰もいない碧い海が広がっていました。

海辺にはベンチが並んでいるので、ここでお昼ご飯を食べることにしましょう。

静かな波の音とトンビの「ヒョロロ~」と鳴く声しか聞こえません。
ポカポカと温かくて気持ちがイイ。
お腹がいっぱいになったのでビーチコーミング。

小さな入り江には、波に磨かれたキレイな小石が転がっていました。
浜の脇には整備された遊歩道もあるので、さっそく登ってみることにします。

遊歩道は岬の先端まで、いくつかのコースに分かれて続いているようです。
こずえの隙間から見える『堂ヶ島』の島々。

大小さまざまの島(岩)が、海にまき散らされたように浮かんでいる。
遊歩道の下をのぞくと、エメラルドグリーンの水面。

遊歩道は、見通しの良い沿岸性の照葉樹林の中をゆっくりとアップダウンして岬の先端へと続きます。
15分ほど歩くと、林が切れて岩場に出た。

どうやら岬の先端に到着したようです。
岩に囲まれた見慣れぬ景色。

岬の先端は、火山の噴出物が堆積したとみられる岩石でできていて、奇異な雰囲気に包まれている。

そして、ひときわ妙な岩塊。

説明によると『亀甲岩(かめごういわ)』とあって、亀の甲のように見えるヌメッとしたカタチの大きな岩なのです。

火山活動で出来上がっている伊豆半島のあちこちには、こうした非日常の空気感がただよう場所がたくさんある。

たのしいお昼休みでした。