2015/09/11

畑の柵

 こんにちはタラスキンです。

黄色いハイビスカスのような、オクラの花が咲いています。
6月の初めころ、裏の畑の”おばさん”に畑の一部を借りて
ボンカースが育てているものです。

どういうわけか、
”おばさん”の作る野菜のようにはうまく育たず小さいまま。

今年、”おばさん”は1年間畑を休んでいる。
いちど『植え時』をのがした畑は、スケジュールが狂うので、
次の『植え時』が来るまでお休み。

とはいえ、土を耕したり、雑草が種を付ける前に抜き取ったり
やることはたくさんあるようだ。
先日・・・。

いつも元気な”おばさん”が、げんなりして畑に立っていた。

「イノシシにやられたよぉ。」

次の『植え時』に備えてきれいに用意されていた畑の土が
一面、ボコボコに掘りかえされていたのです。

作物がなかったので、まだよかったのだけれど、
畑で遊ぶことを覚えたイノシシは、いづれまたやってくる。

もうすぐ菜の花の『植え時』が訪れるので、
それまでにイノシシが「絶対!」畑に入れないように
しなくてはいけません。
”おばさん”の畑に作られた柵。

連日、カンコンと畑の周囲に杭を打つ音が響いて、
”おばさん”の手で次々と柵が築かれてゆく。

あり合わせの材料を使って、隙間なく。

「こうなったらイノシシと知恵くらべだよっ!」

いつになく”おばさん”は、闘志に燃えている様子でした。