2015/02/23

カツカレーを食べに行く旅。

 こんにちはタラスキンボンカースです。

くもり空の休日、
「カツカレーが食べたい。」と言うことで、隣の松崎町にある
いせや』へ、”カツカレー”を食べに行くことにしました。

徒歩で。

家から『いせや』までは片道20キロあります。ちょっと遠い。
 石部の棚田。

途中、石部(いしぶ)という集落に、美しい棚田があります。

棚田のてっぺんには、駐車場があるので、ここに車を停めて
『いせや』まで”カツカレー”を食べに行くことにします。

石部の棚田から『いせや』までは、片道10キロあります。
これなら往復20キロ。ちょうどよい距離。
石部の棚田の水車小屋。

棚田には車が1台、やっと通れるほどの道が
くねくねと下まで続いているので、そこを下ってゆきます。

この棚田は、耕作放棄されていたものを平成12年に修復、
平成14年から”オーナー制”の棚田として復活したものです。

日頃の管理は、畑仕事になれた地域の”おじいさん”などが
行っていて、とても美しく手入れがされている。
梅が咲いていたり。

ららら~。

棚田を下りきると、やっと石部(いしぶ)の集落の山際に出ます。
そこから、さらにくねくねと、集落の細い道を下ってゆきますと、
石部(いしぶ)の海岸に出ました。

そしてまた、すぐに山道・・・。
ザクザク・・・。

この山道は、『三浦(さんぽ)歩道』と言って、
バス道路(現在の国道136号)が開通する以前の、
地域の人々の生活道路だったそうです。

登ったり下ったりしながら、木々の間をゆきます。
松崎の町へ到着~。

古くて懐かし~い雰囲気の町には、一般公開をしている
なまこ壁の建物がいくつかあって、覗いたりもできる。
中をのぞくと、お雛様がたくさん飾ってありました。

古いお姿のお雛様。

こういうのも、地域に残っている古いお雛様を
大切に保管していて、桃の節句に合わせて飾っている様子。
『いせや』へ到着!!

石部(いしぶ)の棚田を下りはじめてから、2時間半。
長~い道のりでお腹もペコペコです。

さっそく”カツカレー”を!

カレーが大好物のボンカースが言うには、
ここのカレーが”BEST”なのだそうです。

とてもおいしい。
食事のあとは、松崎の海岸へゆきました。

洞窟。
海岸の隅っこにある『巨鯛島』です。

昔は島でしたが、今は海岸の整備によって陸続き。
ゆっくりと1週するのに、15分ほどの島です。

上り下りの激しい細い歩道が整備されている。
歩道の一番高い場所から。

広ーい青ーい海が広がっていました。

ここから、車を停めた『石部の棚田』までおよそ10キロ。
歩いて帰らなければいけないことを、
しばらく忘れて(忘れたふり)ふたりとも海を眺めていました。