こんにちはタラスキンボンカースです。
ここ数日、日本各地で嵐のような天気が続いていますね。
伊豆では毎年11月から2月にかけて、強い西風が吹きます。
集落のひとたちは、これを『ニシ』などと言って、
風が吹きはじめると遠い空の向うを眺めて
「おっ。ニシが来たね。」などと言う。
西風が吹くのは、冬型の気圧配置になっているとき。
つまり、日本海側で雪が吹雪いている時には、
伊豆で西風がビュービューと吹いているのです。
先日までは生ぬるい大雨だったのですが、
昨日からは、冷たい空気になって西風が始まりました。
家がグラグラと揺れて、入り江の海水が舞い上がります。
潮風というか・・・塩風。
波が防波堤に打ち付けているのではなくて、
風に海水が吹き上げられているという感じです。
雲のように真っ白な潮風が入り江をぐるぐる回って、
家や車が塩まみれになるのです・・・。