2014/06/25

サヤインゲンや胡瓜

 こんにちはtarasukin bonkersです。

「おーい」
裏の畑から”おばさん”が呼んでいる。

「しばらく(畑へ)来なかったら、豆がイカくなったよ。食べる?」
”おばさん”としては、育ちすぎちゃったということらしい。

イカくなるというのは、大きくなるっていうこと。
”イカツイ=大きい”と同じだろうか。

よくお店で見かけるサヤインゲンは、ずいぶんと若いらしく、
イカくなった”おばさん”のは、ちょうど良い太さに見える。

袋いっぱい摘んだのを、「はいよっ!」と畑から放ってくれる。

さっそく鉄のフライパンでカラ焼きにすると、
少しだけ表面が焦げて、ホックリと甘い。
そして、胡瓜もくれた。

”おばさん”が季節の初めころにくれる胡瓜は、
蔓にぶら下がるやつではなくて、枯草を敷いた地面になるやつ。

大きくて太く、色が濃い。
包丁を入れると、しっとりと刃に吸い付く。

オリーブオイルまたは胡麻油と、塩で頂くと、
こっくり濃厚で、ものすごくおいしい。

土を作ってた苗を植えて、大切に育てた野菜を分けてくれる。
”おばさん”いつもありがとうございますー!