2013/06/27

意匠

 こんにちはtarasukinです。

日曜日、隣町の松崎町を散歩しました。

古きよき町並みが今も残る松崎町。
何度歩いても、映画のセットのようで楽しい。
 木製の窓。

すでに閉店していますが、床屋さんの窓枠。
味わい深い型ガラスがはめ込まれています!

素晴らしい意匠です。
 町並は、波止場に続いています。

漁港というより波止場という雰囲気で静か。
 路地裏に干してあるトロ箱。

このトロ箱のように、丁寧に積み重ねられた町並みです。
 古い建物には、いくつかの種類があるようです。

これはだいぶ古いなまこ壁の民家。
松崎町の町中から山村部に見られます。

頑丈な造りです。
全面が瓦と漆喰でおおわれた意匠も見事。
 町中に見られる和洋折衷の民家。

重厚な瓦屋根に羽目板にアーチの小窓の玄関。

シンプルで格のある背の高い門柱が立っています。
このタイプの門柱は近くの小さな集落でも見かけます。

こちらも、細部の意匠が素晴らしいです。
 町中に見られる商店。

小さなタイル張りに、型ガラスの入った小さな連窓。
(一枚一枚が、パタパタ開くようにできている)

先ほどの床屋さんと似た時代・雰囲気です。

当時の”おしゃれショップ”だったに違いありません。
 町中に見られる古い庄屋さん。

道路に間口が開いている庄屋さんの建物は、民家よりも
造りが大きくて、意匠にも凝っています。

これは、塀の一部にあしらわれている飾りで、
漆喰でできています。

なまこ壁を始め、辺りの建物には、漆喰が多用されていて
漆喰を左官ゴテで様々に仕上げる”鏝絵(こてえ)”を
あちこちで見ることが出来ます。

本物の職人技の仕上げ。素晴らしい!
松崎町の町並みめぐり。

丁寧に作られた昔の家、街並みは資料館のようです。