2011/11/14

秋の木の実

こんにちはtarasukinです。

深い青。クサギの実です。

今日は暖かな陽ざしに、真っ青な空!
クサギ(臭木)の実を集めに野山へ行きましょう。
クサギは、草木染に使う、この季節の木の実です。

葉っぱをちぎると、ピーナッツのような匂いがします。
臭くはないけれど、変わった香りなので「臭木」という名前。

小さな青い実は、ソーダ水のようなミズイロに染まります。途中でお腹が空いたので、お昼ごはん。

近くの直売所で売っている白パンは、
近所の人が焼いているものです。

田んぼの畦に腰掛けて、お昼ご飯を食べましょう。

飲み物の代わりに、みずみずしいナシ。午後は、車で少しドライブ。知らない町を散歩します。

国道からすこし外れた海辺の町。小さな集落です。

古い軒先がつづく通りには、変わらず静かな暮らしが
営まれているような気配があります。共同の水場があったり。

お母さんたちの交流の場所だったりして・・・。

見上げると、真っ青な空にトンビが飛んでいたりして、
ゆっくりゆっくり、静かに時間が流れています。
また車で少し走ると、お腹が空いてきました・・・。

立ち寄った小さな食べ物やさんで売っていたのは
「きびなご寿司」

”きびなご”は、体長6センチほどの小さな魚です。
伊豆でとれた”きびなご”を丁寧に開いてにぎった、
小さなお寿司です。

パクッ。モグモグ・・・。そろそろ日暮れ。

ふと、開けた視界からは、夕日が傾く水平線。

さわさわとススキを揺らしながら吹く風が、
体を抜けてゆきます。