2011/01/29

ガスの火

こんにちはtarasukinです。
 
東京では、ガスのありがたさを感じることが
少なかったような気がします。
ツマミをひねれば、レンジの火は点くし、
蛇口をひねれば温かいシャワーも浴びられます。
 
僕たちの住んでいる地域では、都市ガスではなくて
プロパンガスが使われています。
山の上にある僕たちの家には、ガス屋さんが
大きなボンベを担いでやってきてくれます。
 
万一、ボンベが空になると、どうなるのでしょうか・・・。
 
ある寒い冬の日。
シャワーで温まっていると、お湯が水に!
コトコト煮ていた、お鍋の火も消えてしまいました。
全身、セッケンの泡だらけだし・・・。
 
それ以来、大きいサイズのボンベに変えたので、
今ではそういうこともありませんが、
ガスのありがたみを知ったので、大切に使っています。
 
そんなプロパンガスは、都市ガスよりも
火力が強いといいます。
ボー!
強火の料理。ボー!
 
タマネギとにんじんをスライスして、たっぷりの砂糖で
ジリジリと炒めます。強火でジリジリです。
(あまりいじくらないで、放っておく)
焦げる少し前くらい。
良く焼けた野菜と砂糖が、コクと香ばしさを醸し出します。
少しのお湯か、ワイン、またはスープを入れて、
フライパンにこびりついた旨みをコソゲ落とします。
 
これをホワイトソースに加えて、グラタンにしましょう。
 
肉ジャガや、ダイコンの煮物も、強火でボー!
固まりの肉、タマネギ、ジャガイモなど
材料を、鍋でジャージャー炒めます。
(ジャガイモは必ず、皮ごと丸ごと!ダイコンも皮ごと!)
 
ダシ、大量の砂糖、酒、しょうゆを入れて
強火のままふたをします。そのまま放っておきましょう。
(ジャガイモ8個なら、砂糖・酒それぞれ1/2カップ
しょうゆは1/4カップくらい。水は入れません。)
 
煮えたぎって、水分がなくなりそうになったら
(なるべくフタを開けずに見極める。)
火を止めて、またしばらく放っておきましょう。
 
食べる前にもう一度、静かに温めてできあがり。
 
くれぐれも、鍋を焦がさないように・・・。