2010/12/01

12月です。

こんにちはtarasukinです。
 
 12月1日です。
僕たちの住んでいる集落では、毎月1日は掃除の日。
今朝も、6時に掃除が始まりました。
  
「もちもちの掃除を始めます・・・。」と放送が流れます。
浜や、神社、路地など、それぞれが持ち場を掃除します。
だから、きっと「もちもちの掃除」。
僕たちの持ち場は、家まで登る90段の階段。
 
 庭先で、真っ赤な実が弾けているのは、「トベラ」。 
真っ赤な実と、緑の葉っぱのトベラや、
野ばらの、つややかな赤い実を見ると、
そろそろ、クリスマスだなぁって感じる。 
 
とはいえ、僕たちの住んでいる地域では
クリスマスらしい雰囲気は、あまり感じられません。
サヤエンドウ。

 夏の終わり頃、裏の畑の”おばさん”が
タネを蒔いていたサヤエンドウが、
いつの間にやらこんなにかわいい花をつけていました。
しかも、小さなサヤエンドウができている!

 ”おばさん”が、バケツいっぱいくれたサヤエンドウを
お腹いっぱい食べたのは、春のこと。

 こうやって、季節は次々にやってくる。
”おばさん”の畑は、一面ピンクの花が揺れて、
すでに春らしい色に。
干しサンマ。

 峠のてっぺんにある、小さなお店で干しているサンマ。
この、小さなお店は、僕たちが
ニホンミツバチの蜂蜜」を買うところ。

 たいてい、11月頃に絞られて、ビンに入れて売られる
ニホンミツバチの蜂蜜ですが、
今年は少しおそかったようです。
 この日、ようやく蜂蜜のビンがお店に並んでいるのを
見つけてお店へ。
「こんにちはー。」
 
小さなお店のおばさんは、僕のことを覚えている。
「あなたの分、仕舞ってありますよ。」
今年は、夏に暑い日が多かったせいか、
蜂蜜の量が、いつもの半分しか絞れなかったそうです。
お店に並べると売れちゃうので、仕舞っておいてくれたらしい。
 
来週、取りに来ますね。って伝えると、
小さなお店のおばさんは、店先に干してあったサンマをいくつか
紙につつんで渡してくれた。
 「お昼に焼いて食べなさい。」
 
この、ちいさなお店の干しサンマ、
半干しで旨みが詰まっていて、とってもおいしい。
ごちそうさま。