日暮れ。
ポカポカとあたたかな太陽が、徐々に傾いて、
すこし肌寒くなってきました。
防波堤では人々が、思い思いに釣り糸をたらしています。
夕食のおかずでしょうか・・・。
夕日にキラキラと輝いて見えます。
水面にびー玉が転がっているみたいです。
「ワカメのタネが準備できましたので、
港まで取りに来てください・・・。」
今朝、集落でそんな放送がありました。
この浮きは、入り江でワカメを育てているところです。
”ワカメのタネ”をこうやって入り江で育てると、
来年の春、ワカメやメカブが収穫できるのです。
採ったワカメは、そのままサラダにしたり、
しゃぶしゃぶにして、酢醤油で食べたりします。
たのしみ。