今日は、僕たちが住んでいる集落のお祭り。
1年に1度の、大切な神事です。
静かで雅な笛と太鼓が、集落に響いて、
神社の前でお払いが行われます。
続いて、集落の男の人たちが、着物や衣装を身にまとい、
御みこしや捧げ物を担いで、参道から浜へ、静かに行列します。
ビュービュー海風に、砂が舞い上がる中。
集落の人口はどんどん減って、高齢化が進んでいます。
だから、僕とbonkersも貴重な担ぎ手になるのです。
「やっと人がそろって祭りができるんだ・・・。」
みんな、口々に「参加してくれてありがとう。」といってくれます。
数百年も前から続く、古くて小さなお祭りです。
お祭りといえばお酒。
お祭りを終えて、家に戻っていたら、
集落の区長さんが、わざわざお酒を持って来てくれた。
近くの町で手作りされた朴とつな、にごり酒。
お店では買えない味。
こういうのがなんともうれしい。