10月の最後の日は、用事で東京に出かけていました。
用事が済んで、夜、そのままドライブ気分で山梨へ。
甲府盆地の”道の駅”に車をとめて仮眠。
翌朝、美しい甲府の山並みを眺めながら甲州へ。
目的は富士吉田市に行って「吉田のうどん」を食べること。
霧のかかった甲府盆地を車で行くと、あたり一面くだもの畑。
ぶどうの葉っぱは、真っ赤に紅葉をしていて、
リンゴの木には、薄っすらと粉が吹いたような
ピンク色のリンゴがたわわに実っていました。
売店で、取れたての果物をどっさ買って、
車の中で口いっぱいにほうばりながら行きます。
どっさり。果物は大好きなので、とっても幸せ。
真っ青な空に銀杏。
ピチピチのくだもので、おなかが一杯になった頃
富士山が目の前に迫っていました。
頭に白銀色の雪をかぶっています。
辺りの山々に生えている木々は、海辺の伊豆とは違って
とってもしなやかです。
アカマツ・カラマツ・シラカバ・ブナ・・・。
黄色や赤に色づいた森の中には
おいしいキノコがたくさん生えていそうです。
河口湖を通って、富士吉田市に到着。
いつか食べたいと、ずっと思っていた「吉田のうどん」は、
ものすごく想像通りのモノでした。
モチモチした”小麦粉”らしいうどん。
しょうゆとも味噌とも、また、だし汁とも付かない
あいまいな味も、とても好きです。
2軒食べ比べて、もうこれ以上お腹には入りません・・・。
山梨も温泉がたくさんあるところです。
大なり小なり、いろいろな温泉施設があるのですが、
ここは、近所のおじいさんが入りに来るような感じ。
福祉会館というか、公民館のような施設の中にある温泉です。
少し昔っぽい雰囲気が、なんとも落ち着くのです。
気持ちの良い入浴の後は、休憩室の畳でゴロリ。
グゥ・・・・・。