2010/08/29

ホウキでサカサカ

こんにちはtarasukinです。

 サカサカ・・・・・。
ちょこっと掃くときに使う、ちいさいホウキ。

 椅子に座って作業をしながら、足元をサカサカ。
お出かけ前に玄関のタタキをサカサカ。
台所でパンくずが落ちたら、サカサカ・・・・・。
『流木と汎用ロープのホウキ』
 
浜辺で見つけたかわいい流木と、
身の回りにある汎用ロープでできています。
 
 汎用ロープはいろいろな用途の一般的なロープ。
キイロと黒のしましま模様は、工事現場などで。
ねずみ色とオレンジのロープは海に浮かんで、
真っ黒にブルーのロープは海に沈みます。
麻のロープは雨にぬれるとギュッと絞まって。
 
そんなロープを何本も束ねて、サバサバに。
いつでも手の届くところに引っ掛けておけば、
ちょこっとのお掃除も、簡単に。

2010/08/25

育ってゆきます

こんばんはtarasukinです。
 
パタパタ・・・。「エサくれー」
ツバメのコドモ。
 
今年の夏に生まれた、ツバメのコドモたちが
巣立ちの準備のようです。
近くの電線にコドモたちがずらりと並んで、
羽をパタパタさせてちょこっと飛んでみたり。
 
左に止まっているのは多分お母さん。
背中を向けつつ
なんとなくコドモたちを見守っているようです。
 
「もう大人なんだから。自分でエサ捕れるでしょ!」
なんて。
オクラの花。
 
オクラは秋に向けて、どんどん大きくなります。
(そのうち15センチくらいのオクラが出回る。)
 花は、黄色いハイビスカスみたいなやつで、
次々に咲いては、オクラにそだってゆきます。
 
初夏、ひざ丈ほどのオクラの株は、
次々に花をつけながら上へ上へと育って、
秋口には背丈よりも高くなります。
 
オクラの花はおひたしやサラダに。
お吸い物に、ぽいっと放り込んでも。
 
やわらかくて、粘りがあって変わった歯ごたえ。
何より、「花」なのがかわいい。

2010/08/21

ちゃんと手を掛けて

こんにちはtarasukinです。
 
クマゼミ。
僕たちの住んでいる家の周りには、クマゼミがたくさん。
大きくて、とうめいの翅。
ジャーッ!!と鳴きます。
ミンミン・・・。シャカシャカ・・・・。ホーシーツクツク・・・。
カナカナ・・・。ジャー・・・・。
 
いろいろなせみの声が、あちこちから聞こえてきます。bonkersがおきぬけにたき火。
チクチク、トントンものづくりに没頭しすぎて
庭をほったらかしていた。
 
そうしたらイノシシがやってきて、そこらじゅう
掘り返されてしまって、穴だらけに!
 
多分、今年の春生まれた子供たちをつれてきて
「ここ楽しいわよ!遊んでなさい。」
って、お母さんのイノシシが言った感じ。
 
餌をとるともなく、やたらめったら掘り返して、
石ころは子供たちのおもちゃみたいに転がされて。
 草は引っこ抜かれて、放置・・・。
 
2年前にbonkersが積んだ石積みは、
あっけなく一晩で崩されてしまったし、
やっと根付いて茂っていた芝生の斜面は
ぼろぼろ・・・。
 
ワナ仕掛けて、捕って食ってやる!
(イノシシ肉がおいしいのは知っている)
 
でも、イノシシ家族にとっては楽しいお庭。
庭をほったらかしていた僕たちがいけなかったと
反省して、草刈して、掘られた穴を埋めて・・・。
石積みを直している時間はないのだけれど、
とりあえず刈った草を、たき火でボーッ。
 
何事も、ちゃんと手を掛けてあげないとね。

2010/08/16

ハチの引越し

こんにちはtarasukinです。
 
昨夜は、僕たちの家から見渡せる入り江の、
対岸にある集落で、花火大会がありました。
 
ドーン・・・。ドーン・・・。
先日の、僕たちの集落のとはだいぶ違い・・・。
なかなか立派な花火が、次々に上がります。
山に囲まれた小さな入り江で上がる花火には、
独特の風情があります。
 
 花火がドーンと、入り江いっぱいに大きくひらくと、
周りの山々が明るく照らされて、
水面には、色とりどりの花火の玉が映ります。
 
およそ30分、すばらしく楽しい花火大会でした。
カボチャのプリン。
 
裏の畑の”おばさん”がくれたカボチャ。
そろそろ、今年のカボチャも終わりかと思ったのですが、
畑いっぱいに広がっているカボチャの蔓には
まだまだ黄色い花が付いて、次々に実になってゆきます。
 
頂いたカボチャは、煮て食べたり、
ポタージュにしてみたり、ケーキやプリンになったり・・・・。
 
この日は、生みたてタマゴがあったので、(黄身が濃厚)
ミキサーにかけたカボチャと牛乳、三温糖で濃厚に。
 
出来上がったカボチャのプリンは”おばさん”におすそ分け。
「頂いたカボチャですよ。」って。
ブゥー・・・・ン。キイロスズメバチ!
 
先週から、僕たちの家の軒先に巣を作っているやつ。
何度も殺虫剤で追い払ったのだけれど、
直ぐに戻ってきて巣を作り始める。
 
この時期、軒先に巣を作るキイロスズメバチは、
引越し中の群れ。
  
春に冬眠から覚めた女王バチが5月ころ作った巣が
手狭になったり住みにくくなったりすると、
広い軒先などに大きな巣を作るのだそうです。
 
群れはみんな姉妹で、女王バチがお母さん。
11月ころ新しい女王バチと、オスのハチが誕生すると、
群れの役割が終わって、巣も空っぽになるのだそう。
だから、巣は1年限りの使い捨て。(知らなかった)
 
1週間ほど、何度も何度も追い払って、
今日になって、やっとハチもあきらめたようです。
 
「今ころどこに行って巣を作っているんだろうねえ。」
 って、僕が言うと、bonkersが
 
「仲間の巣に住ませてもらってるんじゃない・・・?」

2010/08/15

わーい!

こんにちはtarasukinです。
 
僕たちが毎日毎日チクチク、トントンやって
出来上がってゆくモノたち。
 
国立新美術館のミュージアムショップ
スーベニアフロムトーキョーでのプロモーションが
決まりましたよ!わーい!!
 
9月8日から11月8日までの2ヶ月間です。
『くまちゃんブラブラ』など、20アイテムが売られます!
うれしーぃ!
 
スーベニアフロムトーキョーは、おもしろいものたちが
ぎゅー、と集まったお店です。
そんな六本木の国立新美術館、地下1階へ。是非!
 
あと1ヶ月もありませんから、いっしょうけんめい
チクチク、トントン・・・。
 
これは、僕たちの家の近くで枝打ちされたサクラ。
もらってきた枝を小さく刻んで、半分に割って・・・・。
パカリッ。
 
『枝のフック』になります。
ギコギコ・・・。
 
のこぎりで切っているのは、
ゴロゴロ石の浜に打ち上げられた
船か家屋の残骸のようなもの。
 
 永い時間をかけて、波と潮にもまれてプカプカ。
漂流の厳しさをものがたる表面とは対照的に
ノコギリを挽くと、新鮮なヒノキの香りが・・・。
 
どこからどうやってやってきたのだろう。
 かすかに残る、みどりのペンキ。
 
これは、『船の残骸で作ったろうそくたて』に。
いろいろな草木で染めた布や、会津木綿。
 アオザイみたいなシルキー生地。
 
 草木染めは季節によって、色がさまざま。
サクラ、センダングサ、アカミノキ、ヤシャブシ・・・。
同じ色が二度と出ないところがおもしろいのです。
 
 染め上がって、乾かして、広げて初めて
その色がわかります。
  麻のガーゼ生地を染めると、光沢のある仕上がりに。
 
 いろんな色といろんな布地を組み合わせて、
『いろいろな布のプレイスマット』と
『いろいろな布のコースター』になります。

2010/08/11

アイスクリーム

こんにちはtarasukinです。
 
夏だからスイカ。お祭りで買ったもの。
 
先日、町の養護施設で小さなお祭りがあったので、
買い出しの帰りによってみることに。
 
屋台では、焼きそばや焼き鳥がおいしそうに焼けていて、
手作りのミツマメや、ドーナツ、50円でカキ氷も!
いろいろつまみ食いして、なかなか楽しい。
 
 野菜や果物も出ていて、スイカは500円。
みずみずしくてとっても甘い。
 
 朝食のあとに、おやつに、数日掛けて食べます。
アイスクリーム!
 
 買出しのときに、僕が買い忘れたものがあって、
わざわざスーパーまで、山を越えて行くはめに。
 
せっかくスーパーまで来たのだからと思って、
 家で待っているbonkersに、アイスクリームを買いました。
スーパーは僕たちの家から10キロ以上離れていて、
車で山を越えてゆかなくてはなりません。
  
 片道30分ほど。アイスクリームが溶けてしまわないよう、
氷をたくさん詰めた発泡スチロールの箱に入れて、
いっしょうけんめい急いで帰ります。
 
  そんなわけで、僕たちの家でアイスクリームはとても貴重。
抹茶味のアイスクリームをふたりで半分コ。
凍らしたブルーベリーと一緒に。
 
 ちょっぴりだけれど、とってもおいしい!

2010/08/09

3年前に

こんばんはtarasukinです。
 
キーッ!
これが、僕たちの家を穴だらけにするキツツキです。
 
僕たちがこの家を買ったのは、ちょうど3年前の今日。
不動産屋さんから受け取ったカギを持って
記念写真撮ったっけ。
 
僕たちのものになった「トンガリ屋根」の家は、
草木に埋もれて、壁はキツツキの穴だらけ。
  
当時、毎朝5時にやって来たキツツキは、
ものすごい音を立てて、僕たちの家に穴を開けていた。
あるとき、窓にぶつかってひっくり返っていたキツツキ。 
僕がひろいあげて、
「もう来ちゃだめだよ!」って強く言い聞かせて
逃がしてやったのだけれど、またやって来て・・・。
 
窓辺に古いCDを吊るしておいたら、
いつの間にやら来なくなった。
あれから3年。 
ときどき、山の奥で「ケケッ!ケケケ・・・!」なんて
鳴いている声が聞こえてきます。
裏の畑の”おばさん”がくれるかぼちゃ。
 
そろそろ今年の、最後のかぼちゃです。
たくさんいただいたキュウリも、ナスも、そろそろ終わり。
野菜といっしょに季節が移ってゆきます。
  
たくさんのかぼちゃは、冷たいスープにします。
少ないお水でゆでて、ミキサーにかけます。
これはチキンスープ。
トリ肉のゆで汁です。
 
ゆでドリは、この時期とても重宝します。
冷蔵庫に入れておくと、生ドリより日持ちしますし、
どうやって食べても、おいしく食べられます。
 
ゆで汁は、とてもよい風味のチキンスープになります。
ローズマリーをちぎって加えて。
ゆでたかぼちゃに、炒めたタマネギ、ニンニク、
チキンスープをぜんぶミキサーでガーッと混ぜて、
牛乳をたっぷり加えます。
 
塩、コショウ、ナツメグで味付けして出来上がり。
よく冷やして、朝食に。

2010/08/04

裁ちばさみ

こんにちはtarasukinです。

 今日は週に一度の買出しの日。
水筒とお弁当を持ってゆきます。
だって夏だモノ。
 
空にはもくもくの入道雲。
青い海にその影が映っています。

カガミみたい。
はじめに向かったのは刃物屋さん。
 
 bonkersが大切な裁ちばさみを持って行きます。
先日、床に落としちゃったので、
直してもらおうと思って。
 
昨年、僕がbonkersにプレゼントしたやつで、
刃物屋のおじさんが
「手入れすれば一生モノだから、いつでも直すからね。」
って言ってくれたので、安心して持っていったのです。
 
 お店は開いていたけれど、のぞくと、おじさんはいなくて。
奥さんが「せっかく来てくれたのに・・・。」って。
 
 おじさんは、少し前に亡くなっていた。
作業場の横の部屋には、おじさんの写真と祭壇があって。
 
 僕とbonkersはお線香をあげさせてもらった。
それから奥さんは、たくさん話をしてくれた。
 
僕がbonkersにプレゼントして、
「これでモノづくりしよう。」って決めたはさみ。
おじさんがたくさん時間を掛けて、
丁寧に調整して渡してくれたはさみ。
「一生モノだからね。」って。
  
今日、大切な裁ちばさみは直せなかったけれど、
この小さな裁ちばさみは、僕たちにとって、
もっともっと、大切なものになったのでした。
近くの海辺でお弁当を食べたあと、
下田まで40キロほどのドライブ。
 
下田の直売所で、たっぷりの野菜を購入します。
夏だからスイカも。
金物屋さんを2つ回って、金具とかロープとかを購入。
 
夕方5時すぎ、海でひと泳ぎ。
金色の日差しが、白い砂の水底に
キラキラと差し込みます。
だあれもいないので、思う存分はしゃぐ僕たち。
 
帰り道のひまわり畑も、そろそろ満開。

2010/08/01

バーン・・・。

こんにちはtarasukinです。
 
毎日、セミがジャージャーと鳴いています。
いかがお過ごしですか?
 
僕たちの住んでいる集落も、夏の賑わいです。
ほんの少しだけ。
昨夜は、集落の小さな浜で花火が上がりました。
 
バーン・・・・。ドーン・・・・・。
5分に1発ほどの間隔なのですが・・・・。かわいらしい。
わずか100世帯ほどの小さな集落だけの花火大会。
小さな花火ですが、1年に一度の楽しい催しです。
流木。
 
近くの浜では、流木がたくさん打ち上げられていました。
流木はいつ行ってもあるわけではありません。
潮の流れや満ち引き、波の大きさによって
打ち上げられたり、流されていったり。
 
だあれもいないゴロゴロ石の浜で、いろいろなものを
見つけるのは、僕たちの楽しみです。
小石、流木、船の残骸、船を泊める太いロープの切れ端。
ザザザー・・・・。ゴロゴロゴロ・・・・。ザザザー・・・・。
 
波の音を聞きながら、ポツリポツリと浜を歩きます。
何時間でもそうやっていられそうです。