2010/06/02

木洩れ日

こんにちはtarasukinです。
 
さわやかな青空に、よく乾いた風が流れています。
風には、風上から吹く風と、風下から吸う風とがあります。
 
たとえば、窓から部屋に吹き込む風は、風上から。
一方、窓から外に吸い出される風は、風下へ。
線香の煙がばらばらになるのは風上から吹く風。
一本にまとまってたなびくのが風下から吸い込む風。
僕は風下から吸い込む風が好きです。
  
朝、庭を散策しているとき、bonkersが鳥の羽を二枚拾った。
黄色い小さな風切羽。
種類はわからないけれど、小鳥の羽のようでものすごく軽い。
 
で、bonkersが作った凧。革の輪っか付き。
革の輪っかを指にはめて、青空に向かって指を突き上げると
風下から吸い込む風に、小さな凧がふわりと揚がります。
軽くて小さな小さな凧揚げを、ベランダで楽しむことができます。
木洩れ日。
 
私たちの家は朝から日暮れまで、部屋ごとに
さまざまな日の光が入ってきます。
 
朝はエノキのこずえを透かして差し込む白い光。
昼は青空からまっすぐふりそそぐ強烈な日差し。
そして午後、大きなタブの木の、大きな緑の葉っぱの
隙間を抜けてくる金色の光。
キラキラと暖かな木洩れ日が、ゆっくり風に揺れます。
 
静かにゆれる木洩れ日が・・・。
午後の眠気を誘います・・・・・・。グゥ・・・・。