2010/04/29

いい天気なので、お散歩

こんばんはtarasukinです。

今日は昼にかけて、だんだん天気が良くなってきました。
きのうで仕事がひと段落した僕たちは、さっそく山歩きに。

コーヒーを入れた水筒を用意して出かけます。
まずは家の裏の小道を登って行きます。見上げるとトンビ。

トンビはいつも青い空をくるくる、くるくる気持ちよさそうです。
半分狩。でも半分遊びのようにも見えます。
とっても大きい鳥ですが、カラスによく追いかけられています。
見た目よりも、やさしい鳥なのかもしれません。
ガサガサ・・・・・。山の尾根を歩くbonkers。
 
裏山を少し行くと、大きな大きなマテバシイの林に入ります。
6階建てのビルくらいある、巨大な木々。
そんな、大きな大きな木々に囲まれて立っていると、
自分がとってもチッポケな生きものになった気がします。

高い幹のずっと上の方に、網目のような樹冠が広がります。
マテバシイの大きな落ち葉と、大きなどんぐりを踏みながら
大きな樹冠の下をザクザク、ザクザク歩いていると、
チッポケな僕は、なんともいえない安心感に包まれます・・・。

僕たちの大好きな場所で、「シイノキ山」と呼んでいます。
2時間ほどかけて、山を一つ越えると小さな集落に出ます。
田んぼと畑をかこむ、10軒ほどの集落。

どの家の庭先も、木々がきれいに刈り込まれています。
石垣や道路わきには、すきまなく野の花が咲いていました。
タイヤの中にでさえも・・・。
人々のていねいな暮らしぶりが覗われます。
小さな田んぼで、おじさんがひとり、ポツリ・ポツリ・・と、
一つまみの苗を植えています。点々と、とってもきれいに。
 
クワでなで付けた泥土の畦は、数ヵ月後の夏、
草に覆われた、緑の小道になります。
小さな田んぼの畦は、やさしい曲線を描いています。
小さな集落から、ほとんど車の通らない国道に出ます。
とはいえ、伊豆半島の縁をぐるりと回る道。
木々の間からは、キラキラ光る太平洋が見え隠れしています。
 
もう少し歩いたら、僕たちの家に到着です。