2010/01/17

岩肌

こんにちはtarasukinです。
 
岩壁に立つbonkers。岩肌が放射状になっています。
私たちの住んでいる地域では、山や海でよく見かける岩肌。
場所によって、いろいろな種類や色があります。
白い粉砂糖のような砂岩の崖や、縞模様のある崖、
小石を埋め込んだコンクリートのような岩肌や、
薄緑色のつるりとした岩肌。規則正しい六角形の岩肌など。
 
伊豆半島は大昔(とても大昔)、
プレートに乗って太平洋のはるか遠くからやってきた島。
そんなわけで、なんとなく特徴的な岩肌をしているのかも。
bonkersが立っているのは「逢ヶ浜」という浜のすみっこで、
岩肌は、なにやらすごい力で圧縮されたようにも、また
溶岩の流れ出した痕跡のようにも見えます。かっこいい。
崖の脇にはこんな洞窟も。こういう洞窟はたくさんあって、
場所によっては海の中に半分沈んでいるので、よく
シーカヤックが出たり入ったりしています。おもしろそうです。
そんな岩肌から登って行く遊歩道があります。
岬を巡っておよそ1時間。隣の集落に続いています。
 
遊歩道はきれいに整備されていて、今の季節は
たくさんの椿が、いろいろな色の花を咲かせています。
大きくのびのびと枝を広げた椿。きれいな姿の木です。
到着した集落(田牛と書いてトウジ)は、下田市になります。
集落を散策して、浜で小石を拾って、お菓子を食べて、
別の山道を辿って出発地点に戻ります。もう日暮れです。
再び「逢ヶ浜」で夕日を眺めて、貝を拾ってから帰ります。