2009/10/13

靴下の染色

こんにちはtarasukinです。
今日はbonkersが染めに入ります。僕はその手伝い。
これは靴下で、シボリが施されています。
番号が貼り付けてあるのは染料の種類と
媒染の方法を分けてあるからです。
これは今日の染料の材料。ヤシャブシ。
ちいさなマツボックリみたいで、これが木になっている姿とても
かわいく私たちの好きな木の一つです。いかにもタンニンが
多く含まれていそうな姿です。これを煮出して染液を作ります。
僕はこの濃厚な烏龍茶のような匂いも好きですが、一方
bonkersは苦手なようです。確かにしばらく鍋にはりついて
ヤシャブシの湯気をあびていると、鼻の奥が痛くなってきます。
で、二人とも妙に陽気に。ナニかあるヤシャブシ・・・。
染液でムラのないよう丁寧に染付けをします。
この間も染液は湯気を出していますので陽気に・・・。
それを鉄やアルミで作った媒染液(金属がイオンとなって
水に溶けているようなもの)に晒すことによってタンニンの
ような色素が繊維に定着するわけです。これを何度か
繰り返し行うと、徐々に色味が濃くなってきます。
僕は途中で抜け出して、庭にブルーベリーと青島蜜柑
の苗木を植えます。その間bonkersは別の染料を煮出して
染め続けています。次の染料の湯気では陽気には
ならないようでした。
染め上がった靴下は乾かして明日、シボリをほどきます。