2009/10/31

カメラがぁぁ

こんにちはtarasukinです。今日は所用で
二人そろって東京へ出かけました。久しぶりだねえ。


近所の直売所で、手作りのお饅頭やらおこわ、
石窯焼きのパウンドケーキなどを色々買い込み
楽しくドライブ。伊豆半島を出て、神奈川県をぬけて
東京都へ。久しぶりに都会だねえ。ワクワク。
車を降りてから、地下鉄に乗りました。新しいやつ。
「副都心線」。2007年、伊豆に来たときにはまだ
開通していませんでしたからね、乗らなければ。
ピカピカの駅構内。エスカレーターで記念写真。

舞い上がっていたんでしょうねぇ。二人して。
カメラはするりと手から離れて、エスカレーターの
ステップに激突・・・・。その後、カメラは二度と
動くことはありませんでした・・・・。

2009/10/29

神社で休憩

こんにちはtarasukinです。牛乳を買いに(また車で30分)
いったついでに帰り道、神社の境内でちょっと休憩。私たち
の住んでいる南伊豆町には、神社が意外とたくさんあります。
どれも古い木造で、どれもちょっぴり苔むしています。
でもなんでしょう、質素でいて重厚なのです。それで、人の
気配はないのですが、そこがとても大切な場所であると
いうことが見て分かるのです。掃き清められた前庭、
凛とした空気。こういう場所は大好きです。
ピーマン。何でこんなに緑なんでしょう。無人販売所の野菜。
近所には無人の野菜販売所がいくつかあります。通りしなに
よく買います。大体が100円。夏の時期は
ナスやらピーマン、シシトウ、オクラなどが多いでしょうか。
今年もたくさん食べました。ナスなら5本、ピーマンは12個
くらい入っています。ピーマンがメインディッシュになるとは
伊豆に住むまで思いもしませんでしたよ。でも、なるんです。
スーパーでよく買っていたピーマンとは色も肉厚もべつもの。
丸ごとフライパンでグリルして仕上げにオリーブオイルと塩。
かじると、ランの花のような香りがするんです。本当に。
そして、秋、今年のピーマンはこれで食べおさめです。

2009/10/27

撮影に出かけました

こんにんちはtarasukinです。午後、よく晴れていたので
ホームページ用の写真を撮影しに出かけました。
あちこち車で走り回って、日の傾き始めた頃に浜へ。
乾いた風が程よく吹いています。
ブランケットをポイと放るとパサッと開いて飛んで行きました。
この浜からは伊豆七島がはっきりと見えます。利島、新島、
式根島・・・・。この時期は島の岩肌までくっきりと見えます。夏、海水浴のシーズンにはビーチパラソルも色とりどりに、
たくさんの人で賑わう場所なのですが、それもほんの
数週間のこと。ふだんは至って静かなものです。
日が沈み始めました。でもこんな日は夕空がムラサキ色に
光るのでもう少し写真が撮れそうです。月も出ているし。
伊豆半島の先端、石廊崎をぐるっとまわって家に帰ります。

2009/10/25

くまの針刺し

こんにちはtarasukinです。
白い布でできている、綿の詰まった丸いものに
ボタンをふたつ、ちっちゃい三角のをふたつ縫い付けて・・・。
クマの頭。
と、言うのですが、私にはどうしてもねずみに見えます。
で、これが針刺しになっています。頭にマチ針。
こうやって使います。(たのしく針子ができると思います。)

2009/10/20

秋を探しにゆきました

こんにちはtarasukinです。今日は秋を探しにゆきました。
田んぼのはずれで午後の日差しをうけるススキ。きれい。
春にも夏にも冬にも見られない姿です。
しなやかに風に揺れています。
庭先のエノキの枝にからまるアケビ。実がはじけて食べごろ。
ベランダの手すりから4メートルほど先。とどかないだろうなぁ。
食べたいなぁ。甘いんだろうなぁ。
これ、春には紫色のちっちゃな花でした。いつの間にこんなに
大きくなったのだろうか。着々と成長していたのでしょうね。
これはご近所のはたけを囲っている波トタン。イノシシよけ。
きっとおじさんかおばさんが、
ありあわせの材料で作ったのでしょう。
こんな感じの柵が30メートルほどつづくのですが、
色の取り合わせ及びへんな形の組み合わせの絶妙なパターン。
見ている僕たちは、なぜか笑顔になってしまいます。なぜ?

2009/10/17

五本指ソックス

こんにちは靴下です。
五本指ソックスです。(婦人用です)
こんにちはtarasukinです。五本指ソックス、
履いたことはありますか?
私は10数年ほど前から、靴下といえば五本指ソックスです。
毎日のように革靴を履いて生活をしていましたので、靴の中で
足の指に汗をかくのがどうしても気持ち悪かったのです。
それで履いてみたのが五本指ソックス。
「ムレない」の文字に期待。
はじめは指を一本一本間違えずに履くのがなかなか難しく、
革靴の中では足の指の間に布が2枚ずつ入るわけですから、
その頃流行っていた、幅のせまいイタリア風の革靴では
きつくて歩くのが大変だったのをおぼえています。
でも足はいつでもサラサラ。
靴がムレることもありません。
当時は五本指ソックスといえば軍手とか足袋とかと同じ売り場に
あったものですが、
今ではユニクロや無印良品などでもよく見かけます。
ちなみに私が好きなのは内側が絹織りのやつです。
先日染めた生地は全部で28色。どれもよい色です。

2009/10/16

クサギ(臭木)の蒼

クサギの実とそれを煮出した液です。すごい蒼。まるで九寨溝
こんにちはtarasukinです。今日は製品ミーティングをしました。
先日染色した布地の発色具合と、絞りの柄についてです。
どのような配色でどのような製品を作るかを決めて行きます。
ミーティングをしても決まらないものは決まらないので、
少しずつ先送りの状態で内容が滞ってゆきます。
とはいっても丁寧に摘み取った草木から発色する色の数々を
眺めていると、その色の優しさに思わずココロが和んできます。

2009/10/14

こんばんはtarasukinです。
近くの民宿の”おねえさん”に今朝網にかかった魚を頂きました。
すごく変な顔の魚。ブダイが2尾・・・。おいしい魚だと
聞いていますが、顔がすごい。しかも体が柔らかいのです。
おいしい魚だそうですが・・・。
ウロコがデカイ。で、内臓が妙に柔らかいのです。磯の魚
なので磯臭さがあります。おいしいということですが・・・。
一尾はお刺身にしました。また一尾はすすめられたとおり
ショウガをたっぷり入れて煮付けにしました。

一方こちらは、裏の畑の”おばさん”に頂いたお魚で
やはり今朝網にかかったのだそうです。
タカノハダイというやつ。かなりでかい。
で、こちらは「磯臭いよ」「私は好きじゃないけどね」と、
保障つき・・・。
ウロコはかたくて取れないというので、
言われたとおり丸ごとオーブンに突っ込んで丸太焼きにしました。
ちょっと調べてみたら、「猫またぎ」とか「婿なかせ」
とか嫌な俗名がたくさん・・・。で、夕食。
私たちは譲り合いながら箸をつけたのですが・・・。
硬いウロコの付いた皮が塩釜のようにパカッととれて、
中からフワフワの部厚い白身が出てきます。
その柔らかい身を生姜醤油につけていただきました。
おいしーい。
もちろんブダイの刺身はコリコリの白身。大好き。
「鯛」と名の付く3尾、疑ってごめんなさい。ごちそうさまでした。


2009/10/13

靴下の染色

こんにちはtarasukinです。
今日はbonkersが染めに入ります。僕はその手伝い。
これは靴下で、シボリが施されています。
番号が貼り付けてあるのは染料の種類と
媒染の方法を分けてあるからです。
これは今日の染料の材料。ヤシャブシ。
ちいさなマツボックリみたいで、これが木になっている姿とても
かわいく私たちの好きな木の一つです。いかにもタンニンが
多く含まれていそうな姿です。これを煮出して染液を作ります。
僕はこの濃厚な烏龍茶のような匂いも好きですが、一方
bonkersは苦手なようです。確かにしばらく鍋にはりついて
ヤシャブシの湯気をあびていると、鼻の奥が痛くなってきます。
で、二人とも妙に陽気に。ナニかあるヤシャブシ・・・。
染液でムラのないよう丁寧に染付けをします。
この間も染液は湯気を出していますので陽気に・・・。
それを鉄やアルミで作った媒染液(金属がイオンとなって
水に溶けているようなもの)に晒すことによってタンニンの
ような色素が繊維に定着するわけです。これを何度か
繰り返し行うと、徐々に色味が濃くなってきます。
僕は途中で抜け出して、庭にブルーベリーと青島蜜柑
の苗木を植えます。その間bonkersは別の染料を煮出して
染め続けています。次の染料の湯気では陽気には
ならないようでした。
染め上がった靴下は乾かして明日、シボリをほどきます。

2009/10/11

キツツキハウス

こんにちはtarasukinです。
今日は徐々に天気が良くなり昼からは空が真っ青に。

私たちの家は伊豆の海辺に建つ、築40年ほどの
サマーハウス。
2007年8月に私たちのものになって以来
手入れを繰り返してきました。
屋根がとんがっているのでそのまま
「トンガリ屋根」と呼ばれています。
又は「キツツキハウス」だそうです・・・。
由来は、毎朝キツツキがけたたましい音を立てては
外壁に穴をあけていたから。
今はさすがにキツツキは来ませんが
(何度か追っ払いましたから)、
その穴は40個もあいていました。
ふさぐのが大変だったぁ。

この家のこと色々を、いつか少しずつ書いていこうと思います。

bonkersがなにやら綿の入ったものを縫っています。
白い布でできていますが何ができるのでしょうか。

ブランケット。草木染のリネンが縫い付けられています。
夜は少し冷える季節になりました。小さいのでひざ掛けに。

2009/10/09

大地から頂き物

こんばんはtarasukinです。庭にアザミの花が咲いています。
先日の台風で倒れてしまったのを切りとってきて玄関に。
近くで見ると大きいもので、私の身長よりも育っていました。
いつの間にこんなに大きくなったものか。それにしても棘が痛い。
これは「クサギ」の実。クサギは臭い木という意味。
といっても大して臭くはありません。ピーナッツのような・・・。
もう一種類、庭に生えている木で「コクサギ」というのがあります。
これは小さい臭い木という意味ですが、「クサギ」とは
まったく別の種類。こちらはシトラスのようなさわやかな・・・。
ちなみに「クサギ」の実は使い道があって集めてきたものです。
染料にするためです。
裏の畑の”おばさん”がなにやら草のようなものを箱いっぱい
くれたのですが、落ち葉も入っているようだし・・・。
と、これはダイコンの間引いたやつ。菜っ葉として食べられます。

やわらかいので洗うのはけっこう面倒なのですが。
水を張ったシンクの中でひとつひとつ丁寧に洗って

ニンニクと一緒にオリーブオイルで頂いたり、
おひたしにして酢醤油で頂いたらおいしいものです。

2009/10/08

下田を散歩


こんにちはtarasukinです。ここのところ毎日が雨ぞら。
そしてついに昨夜は台風の夜でした。minamiizuに住んで
初めての台風体験。眠れない夜でした。(家が古いから)


先日、小雨の中 下田を散歩しました。
私たちは散歩が大好きで、東京ではもっぱら
町歩きになるのですが、伊豆では山歩き、海歩きもできます。
それで今回は町歩き。何度も歩いた下田の町ですが、
何度歩いても、楽しいんだなぁ。
私たちは路地を見つけると必ずそこを通りたくなります。
そしてほとんどの場合同じものに関心を持って足を止めます。
特別なものではないのですが、
古い住宅の、トタンの壁に塗られたペンキの色がイイとか
木枠の窓が味わい深いとか、昔の型ガラスは素敵だとか
そんなことです。
そして日用品を扱ういわゆる金物屋に入って日用品を物色。
広い店内に積み上げられた金ザルやバケツにタライ。
そこにある品物は飾りやおしゃれではなくて本物の日用品。
その控えめな美しさといったら。
ぬか漬け用の甕は良く見かける茶色の釉薬ではなくて
真っ白。でも日用品。そこが気に入ってbonkersが購入。



2009/10/04

いいところ

こんにちは。bonkersです。

ぼくらの住む海沿いの集落の裏山を越えて、山間の農村集落へ散歩に。

道っぷちにはホトトギスの花をいくつも見かける。
花びらの中から、もうひとつ花が咲いているように見える。
口の中からもうひとつ口が現るよう。
エイリアンのよう。


山間の豪邸。蔵も持つ、背の高い瓦屋根の家。
重くて潰れてしまうんではないかと思うほど、
立派な瓦屋根の古い家を、この辺りではよく見かけることが出来る。
ちなみにこの家の屋根の尾根部分、4枚の花びらに見える模様。貫通しているのです。
なんでだろう。模様だろうか。換気口だろうか。初めて見た。


ところで今晩は満月。山から海に移動。
秋の花が咲き乱れる農村から、海亀が産卵に来る浜へ。
人っ子一人いない。
「こんないいところそうそうないよなあ。オレたちは本当に幸せもんだよなあ」
と言い合いながら、肉まんを食い月を眺める。


2009/10/01

10月1日の青い空

10月は衣替えの時期。こんにちはtarasukinです。

山のような庭のすみにある10mほどの柿の木。
シブを抜くとおいしくて、去年はその実をお腹いっぱい食べました。
今年は春から期待。花の数は多くて、豊作の予感。
それが、早い時期に熟した実がどんどん落ちてしまうのです。
調べてみると「カキノヘタムシガ」の幼虫による食害。
少しは食べ残してくれるとよいのだけれど。
以前頂いたかぼちゃ24個は。
オーブン焼き → スープ → ケーキ → プリン → スープ
→ オーブン焼き → スープ → 煮物 → オーブン焼き
→ スープ → プリン → 煮物 → オーブン焼き → 煮物
で、最後の一つはスープとスコーン。
これで今年のかぼちゃは食べ収め。