2016/03/18

循環式畑

こんにちはタラスキンです。

雨の多い今年の春ですが、久しぶりに外で作業をしています。

家の前の入り江も、のどかに凪いで春らしい様子。
家の周りにある”おばさん”がやっている、菜の花畑。

夏の終わりころ、土に肥料をすきこんで、苗を10月頃に植える。すくすくと菜の花は成長して、12月頃から2月くらいまで収穫をする。

摘み取った菜の花は、長さと太さを揃えて丁寧に切りそろえた後、お店で売っているような束にして出荷するのだそうです。

「お金になるまでは容易じゃないよ。」と、”おばさん”。

収穫が終わると、脇芽が一斉に伸びて、たっぷりと黄色い花を咲かせます。
こちらは『タラスキン農園』の様子。

春になって急成長しているのは、『ペパーミント』です。

このペパーミントは、庭の周りに自生していたものなのですが、自生種の『ニホンハッカ』とは様子が違って、あからさまに洋風な、『ペパーミント』の姿をしている。

きっと誰かが植えたのか、庭や畑の土を捨てた時に混ざっていたものが野生化したものです。

葉っぱが大きくて分厚いので、サラダにでもしようかと思います。
『ミツバ』も大きくなり始めました。

『ミツバ』はニホンの野生種なので、辺りの野山に生えていたものを育てています。

柔らかな新芽は、親子丼にでも。
さて、今日の収穫です。

こちらは『セロリ』。

2か月ほど前に一度根元から刈り取ったのですが、切り株からたくさんのコドモセロリが生えてきた。

コドモセロリは、ミニチュア野菜のようでカワイイ。

やわらかいので、このままお皿に並べて食べましょう。
『コリアンダー』。

こちらも、2か月ほど前に地上部を全部刈り取ったのですが、すでに刈り取る前と同じくらいに成長しています。

食べても食べてもなくならないコリアンダー。
嬉しいような、なんとも・・・うぐっ。

タイ風ヌードルなどに。
『ルッコラ』。

これも同様に、地上部を刈り取ったのだけれど、すでに元の状態まで育った。

このままエンドレスに『ルッコラ』を食べ続けることができるのでしょうか。

採っても採っても生えてくる『ルッコラ』は、そのままオリーブオイルで食べたり、トマトソースのパスタにたっぷりと添えて。
今日の収穫。

それぞれ、一掴みずつ収穫しました。

こうして『タラスキン農園』では、野菜を一掴みずつ収穫して、すべてを収穫し終わるころには、今日収穫した株が、すでに再生しているという仕組み。

しばらくの間、『セロリ』『コリアンダー』『ルッコラ』には事足りることかと。