2010/04/17

イソヒヨドリ

こんにちはtarasukinです。
  
枝の向うにいる、ピンボケの小鳥はイソヒヨドリのオス。
ものすごく美しい声で鳴く小鳥です。
楽園を連想させるさえずりは、ジャングルのBGMのようです。
 
2年ほど前、私たちの家の屋根裏には、このイソヒヨドリの
メスが住んでいました。イソヒヨドリのメスは地味なねずみ色で、
声も「ゲゲゲゲゲ・・・・・。ゲゲゲゲゲ・・・・。」って変な声です。
 
夕方になると、どこかから帰ってきて、ベランダの手摺で
「ゲゲゲゲゲ・・・・・・。ゲゲ・・・・・。」と低い声で鳴きながら、
頭と尻尾を上下に振ります。
僕たちがじっと見ていると、少しもじもじして近くの木の枝に
飛び移ったり、戻ってきたり。
そ知らぬふりを見せると、サッと素早く屋根裏に飛び込みます。
屋根の一番てっぺんの裏側に住んでいるようでした。
 
bonkersは早速この小鳥に名前をつけていました。
毎日「ゲゲ・・」と鳴いて帰ってくるので、なんとなく気になる存在。
寒い冬の日、部屋の暖かい空気、届いてるかなぁとか、
風の強い日、こんな日はちゃんと眠れるのかなぁとか。
 
で、ある春の日(去年)、近くの電線にねずみ色のイソヒヨドリと
きれいな色のイソヒヨドリのオスが並んで留まっていたのです。
追いかけあったりして、なかなか仲良しです。
 
そのうち、私たちの家の屋根裏には帰ってこなくなって、
どうやらどこかに2羽で巣を作ったようでした。
 
そして、去年の5月頃、小さな子供を3羽連れて、
私たちの家の周りをよく飛んで歩いていました。
(子供はひとを怖がらないので、すぐ近くまでよってくる)
「ココ、お母さんのお家だったのよ。」なんて言ってたりして。